母の日うるうるエピソード

もうすぐ母の日ですね。

いつも当たり前のように家の中のことをしてくれているお母さんに、それが当たり前のように思っている毎日。

でも、母の日はやっぱり感謝したいですよね。

さて、今年はどうしようかな?

母の日の、ちょっと泣けてきそうなエピソードをご紹介します。

私と現夫は再婚同士で、再婚した時は私に7歳の息子、夫には12歳の息子がいました。

私の7歳の息子は夫にとてもなついてよく甘えていました。息子同士はなんとなく気を使いながらでしたが、なんとか仲良くしてくれていました。

しかし、夫の息子は年齢的にちょうど難しくなる初期の頃で、私にはあまりなつくこともなく、甘えることもなく、反抗することもありませんでした。私が心を通わそうとしても、そっけなくされ、母としてこれでいいのか悩んだこともありました。

再婚してから7年ほどたち、息子たちはそれぞれ大学生、高校生へと成長しました。その年の母の日、大学生の息子はアルバイトをしたお金、高校生の息子はお年玉やおこづかいを貯めたお金を出し合って、素敵な鉢植えのカーネーションを二人でプレゼントしてくれました。それだけでも感動したのに、メッセージカードまで付いていました。

そのメッセージの内容は、「僕たちはお母さんの作ってくれる食事が大好きです。受験の時もいつも栄養バランスを考えて献立を考えてくれてるお母さんにはとても感謝していました。お父さんとお母さんが結婚してくれて、僕たち二人が兄弟になれて今までとても楽しく過ごせました。いつもありがとう。これからもよろしくお願いします。」

その字は私になつかなかった息子の字でした。なつかなかったのではなく、なついてくれていたのに、私が気が付くことが出来なかっただけした。
涙があふれてきました。

来年はその息子も二十歳になります。家族みんなでお祝いです。

私は母子家庭で育ちました。母と私の二人きり。

よく女手ひとつで育ててくれてありがとうとか、甲子園で活躍した高校球児の特集で見かけたりしますが、私はそんな風に思ったことがありませんでした。家ではほとんど一人きりの時間。母はいつも仕事。いつも寂しかった。

どうしてうちにはお父さんがいないの?どうして別れたの?
いつみても疲れている母の顏をみて、自分の家庭環境に不満を持ち、母に感謝するという気持ちを持つことなんてできませんでした。

でも、自分が働くようになって、お金を稼ぐことや生活していくことの大変さを学び、やっと母への感謝の気持ちが芽生えてきました。

ただ寂しかっただけじゃない、いつもムスッとしている私を誕生日やクリスマスに一生懸命楽しませてくれました。
帰ってくるのが遅くなった時は「ごめんね~」と言って抱きしめてくれました。

ようやく母に感謝の気持ちを持てるようになって、初めて母の日にお花とスイーツを贈りました。

母は声をあげて泣いてくれました。
「ごめんね~、寂しい思いばっかりさせちゃって、ごめんね~、ごめんね~。」

私のほうこそ、こんな大人になるまでお母さんの大切さに気付かなくてごめんなさい。

二人でばかみたいに大泣きしました。
そして、スイーツを二人で食べました。

お母さん、ありがとう。